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『本気で社員を幸せにする会社』発売

2019/05/08   更新:2019/05/11

先日、『本気で社員を幸せにする会社 「あたらしい働き方」12のお手本』という書籍を出版しました。

これまで様々な企業や働く個人を取材してきて、短期的な利益よりも関わる人たちの幸せを重視して経営がなされている会社は、それぞれに独創的な働き方を実践し、働く人たちもいきいきしているな、と感じています。

この本ではそんな独自の経営を模索されている12の組織について、その根底にある考え方と、具体的な実践の内容を紹介しています。
また、パート従業員の「シフト」という概念をなくして「いつ出勤するのも自由」というしくみを作り出したパプアニューギニア海産工場長の武藤北斗さん、幸福学研究の第一人者である慶應義塾大学大学院 前野隆司教授との対談も収録しています。

なお、第2章のユニリーバ・ジャパンの取り組みに関する部分が日本実業出版社のサイトで、第6章の前野教授との対談の内容が「Yahoo!ニュース 個人」で読めます。ぜひご覧ください!

社員の幸せを追求する会社が伸びるワケ – 日本実業出版社

会社を幸せな場所にするために大事なこと~幸福学研究者・前野隆司教授に聞く~(やつづかえり) – 個人 – Yahoo!ニュース

目次

第1章 みんなが気づき始めた「働き方と組織」の大変化
・「従業員は家族」で社員の幸せが実現できなくなってきた
・なぜ企業の不正が明るみに出るようになったのか?
・『ティール組織』に見る、組織と働く人の意識の変化
・働くことの最初の意味に立ち返る

第2章 「ワークスタイル」の見直しで、会社も社員も幸せになる
・会社が働き方の自由度を高めるときの、3つの原動力
・「いつ、どこで働くのも自由」にしたら、生産性も人生の充実度も向上(ユニリーバ・ジャパン)
・いつ出勤するのも「自由」で、パート従業員の働きやすさを追求する(パプアニューギニア海産)
・武藤北斗氏(パプアニューギニア海産工場長)インタビュー:どんな会社にもできる「改革」の本質

第3章 信じればうまくいく?「性善説」が成り立つ組織を実現するには
・自由な働き方は、社員を信じればうまくいく?
・独自の採用システムで自立型人材が集まり、管理も評価も不要に(ソニックガーデン)
・内発的動機の重視と成長機会の創出で、若手がのびのび力を発揮(ネットプロテクションズ)

第4章 ひとりでも仕事ができる時代に組織に属する意味とは
・個人でも仕事がしやすくなった時代に、なぜ組織に属するのか
・世界60カ国以上の同僚との助けあい、会社の支援があるから安心して働き続けられる(Automattic)
・いずれ独立しても、優秀で主体的な人材が貢献してくれる利益が大きい(プリンシプル)

第5章 職場にプライベートや個人の全体性を持ち込むとどうなるか
・「会社は”公”の場」「タテマエが大事」という常識が変わると何が起きるのか
・「子連れ出勤」が本人、会社だけでなく同僚にも好評(ソウ・エクスペリエンス)
・毎週1度の「おやつタイム」でワークライフバランスと業績アップが両立(ウィルド)
・社内通貨による個人採算性が社員の可能性を最大化(ディスコ)
・すべてをコミュニケーションで決めることで自然、公平、合理的な組織を実現(ダイヤモンドメディア)

第6章 「やりたいこと重視」で職場を選ぶ「プロジェクト型」の働き方
・「大企業や終身雇用が安心」という価値観を抜け出した先にプロジェクト型組織がある
・「社会課題の解決」を持続可能な仕事にする「働き方革命」(フローレンス)
・都会からの移住者が「適材適所+適時」で力を発揮(フードハブ・プロジェクト)
・前野隆司氏(慶應義塾大学大学院教授)×やつづか えり 巻末対談:「幸福度が高い働き方」を実現するために必要なこと

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