このサイトをはじめたきっかけ
私がこのサイト『My Desk and Team』を始めたきっかけは、実は昨日公開した「好きな場所に暮らし、好きな仕事に打ち込む働き方」でご紹介した伊藤淳一さんの、以下のブログの記事を読んだことでした。
リモート勤務のようすを紹介します
それまでも、自分自身はフリーランスとして主に在宅で働きながら、「会社員でももっと色々な働き方をする人が増えるといいんじゃないかな〜」と考えることはよくあったのです。ただ、そのために何かしようとまでは考えていませんでした。
でも、上の記事を読んだ時に、すごく面白い!と思っている自分がいて、それはどうしてかと考えてみると、自らの勤務形態について会社員の人が紹介している記事が珍しかったからでした。
フリーランスや経営者だと自分の裁量で働き方を選びやすく、そういった方々のユニークな働き方の情報はよく目にするのですが、会社員によるものは少ない。それは該当する人が少ないこともあるけれど、そういう情報発信をするメリットが本人にはあまり感じられないからかもしれません。
でも実は、色々な働き方をする当事者の人たちが、どんな気持ちでどんな工夫をしながら仕事をしているのかということがシェアできると、これからの働き方を考える個人にも、従業員との関係や勤務制度を考える企業にも、すごく役に立つんじゃないか? そう感じてこのWebサイトを作ることを思いついたのでした。
そんな気づきを与えてくださった伊藤さんにはいずれ取材させてもらうぞ! と心に決めつつ、遠隔地だからいつになるか…と思っていたのです。ですが、年始の旅行に絡めて訪問できないかお願いをしてみると快諾してもらえて、意外と早くに実現したというわけです。

伊藤さん宅でのインタビューの様子。
困ったことがあっても、きっと乗り越えられる
昨日の記事には入っていないのですが、インタビューの中で印象に残っている言葉があります。
今後、所属するソニックガーデンで、伊藤さんの他にも遠隔で在宅勤務する人が増えていったとしてうまくやっていけると思うか? という質問に、伊藤さんは「大丈夫だと思う」と答えてくれました。
理由は、「これから先困ったことがあっても、社長の倉貫さんも他のみんなも、ちゃんと自分の頭で考えて改善策をあみだしていくのが基本のスタイルというかポリシーでやってるんで…」とのこと。
これを聞いた時にはあまりピンとこなかったのですが、後日以下の記事を読んでものすごく納得しました。
- 【第一回】「倉貫義人が語る、ソニックガーデンできるまで」
- 【第二回】XPとの運命の出会から新組織の発足まで
- 【第三回】トリプルチェンジで社内システム開発、そして…
- 【第四回】目的は”独立”ではなくて「お客様に喜んでもらえること」、その最適な形がソニックガーデン。
ソニックガーデンの倉貫さんは、びっくりするほどに、どんな困難も乗り越えるタフさと情熱を持った方なのですね…。そしてそのタフさや情熱が会社の文化になっていて、前述の伊藤さんの言葉があるのでしょう。
今の時代、「この会社に入れば安定した生活を送っていける」と安心することはなかなかできませんが、「このチームなら、大変なことはあるかもしれないけど、なんとかやっていけるだろう」と思えるところで仕事ができるというのは、とてもいいなぁと思いました。

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