11月の勤労感謝の日を含む7日間、Tokyo Work Design Week 2015が開催されました。
私は2013年の初回から運営メンバーとして関わっていますが、今年は1部プログラムに『CAREER HACK』の記者としても参加させていただきました。
こちらが、掲載されたイベントレポートです。
ひとつ目の起業家3名と編集者川尻さんのトークも非常に刺激的でしたが、「組織人の新しい働き方」に注目するMy Desk and Team的には、2つ目のセッションに大注目しておりました。
これは、「『人と企業』の新しい関係について話そう!」というタイトルで、企業の採用に関するプロ コヨーテの菊池龍之がモデレーターとなり、東京糸井重里事務所CFOの篠田真貴子さん、リクルートエグゼクティブエージェントの佐藤雄佑さんとのトークするという内容でした。
篠田真貴子さんといえば、今年刊行された『ALLIANCE(アライアンス) 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用』の監訳者ですが、おふたりの話からは、社員と「アライアンス」的な関係を築いている会社が日本にもあるんだな、ということが分かります。
特にリクルートは、「Will Can Must」という考え方で「個人が今後どうなりたいかという意思(Will)」を元に仕事における目標も決めていくという部分が、正に「アライアンス」。今回のトークでは語られませんが、たくさんの「元リクルート社員」を排出していて、かつ「元リクルート」であることを上手く活かして活躍しているひとが多いという点も、『アライアンス』で語られている「卒業生ネットワーク」そのものだと思います。
ちなみに、『アライアンス』がどういう本かについてはTWDW運営メンバーのブログに書かせていただきました。まだお読みになっていない方はこちらもぜひご覧ください。
シリコンバレー企業成功の秘訣 会社と個人の新しい関係「アライアンス」とは?
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文/やつづか えり

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